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城南島の歴史
1981年の城南島は、市街地の住宅、工場混在化による騒音、振動などの公害防止対策のために、工場の移転先や産業廃棄物処理施設団地として、東京都が早くから埋め立てを行い土地造成を行ってきた土地です。
1980年ごろには建材ふ頭、南部スラッジプラント、残土基地などが建設されました。しかし当時は、道路は城南大橋からスラッジプラントまでの1本のみで、背丈を越える雑草が生い茂り、ダンプカーで残土が捨てられたままとなっている状態の基地でした。

昭和45年 (1970年) 頃の城南島 (左) と平成21年 (2009年) 頃の城南島 (右)
城南島連合会設立の背景
昭和59年(1984年)の城南島工業協同組合の移転を皮切りに、次々と工場の移転が行われました。しかし当初この島は、公共の交通機関はもとより都市機能は全くなく、企業運営上この上ない不便な状態だったのです。
そこで、これら諸問題の一日も早い解決を目的として、6組合の企業が発起人となり、昭和61年(1986年)3月6日に、城南島連合会が任意団体として設立されました。